第24話

眠れない日は3
12,917
2017/12/09 08:30
小瀧side

「のんちゃーん。のんちゃーん。」

俺の姫が呼んどるな。

小瀧「はいはい。
どーした?トイレ?喉乾いたん?」

「トイレついてきてー」

小瀧「りょーかい!」

ほんまは眠いんやけど、このお仕事は俺しか出来ひんからかわいいかわいいあなたの為に起き上がる。

二人で部屋を出て、あなたがトイレに入ってる間は、外で待っとく。


なんで俺なん?って聞いたら
「のんちゃんデカいから、おばけとか来ても守ってくれるやろ?」やってさ

おばけとか。かわええよな笑

これ聞いてほんまに命懸けてでも守り抜こうと思ったで



あなたは、よー夜中にトイレに行ったりお茶を飲みに行ったりする

やから俺はあなたの隣







桐山side




(ゴソゴソ)

俺の布団に誰かが入ってきた。
まあ、誰かとは言っても、あなたしかおらんのやけどな笑


は怖い夢を見たら布団に入ってくる

こーゆー時はな、あなたの頭を撫でたり、大丈夫やでー、なんも怖ないでーって言っとくんが正解なんやで

そしたら朝まで俺に抱きついて寝とる


なんで俺なん?って聞いたら
「安心する」やってさ
嬉しいよなぁ



あなたはよく怖い夢を見てまう

やから俺はあなたの隣

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