神山side
藤井「俺、明日家帰っていい?」
中間「どーしたん?」
藤井「いや、今年のお盆帰れなさそうやからさ。」
桐山「ええやろ!
俺は仕事やけどな笑」
小瀧「俺もー!」
濱田「誰が仕事?」
重岡「はい!!!!」
神山「俺も。」
中間「俺もや」
桐山「ん!」
小瀧「ほい!」
濱田「俺もやで笑」
『…………………………』
重岡「え、あなた休み?」
「おん。そやで。」
濱田「いや、でも学校か!」
神山「明日、日曜や」
中間「え、やばない?
どーするん。あなたひとりになってまうで」
桐山「ほんまやな。」
「あなた、ひとりでお留守番するで?」
『それはあかん!!!!!!!!!!!』
小瀧「俺、明日休みにしてもらう!」
桐山「あほやな笑」
藤井「わかった。
あなた、明日俺と一緒に俺ん家行こか」
中間「でも、ええの?」
藤井「全然ええよ?
ただ、あなたが大丈夫かいな。妹たちもおるし。」
濱田「そやな。
あなた、行ける?」
「うん!萩花ちゃんと夏恋ちゃんやろ?会いたい!」
桐山「大丈夫みたいやで!笑」
神山「ちゃんとええ子にしとくんやで?」
「おん!」
心配やなぁ……。
神山「挨拶するんやで?」
神山「お礼言わなあかんで?」
中間「いや、神ちゃん笑
さすがに大丈夫やろ……笑」
ならええけどなぁ……
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。