NOside
INリビング
「ねえ、あなたさ、昔の話してええ?
ジャス民に。」
『………!!』
桐山「昔の話ってことはあなたのほんまのオカンたちのことやんな?」
濱田「言えるん?」
「頑張る。
やって、いつかは言わなあかんやろ?」
藤井「まあ、そーやけどな。」
神山「あなたは言いたいんやね?」
「おん。
メンバーしか知らんけど、みんなにも知っとってもらいたいねん。」
神山「ならええんやない?
みんなもそーやろ?」
中間「あなたが決めたんならええやろ。
ただ、どのタイミングで言うん?」
「次の少クラ、神ちゃんにお手紙書くやんか?
そん時言おうと思っててな」
重岡「そか。
ちゃんと考えとったんやなニコッ
偉いやんポンポン」
「うん!エヘヘ」
小瀧「でもさー、なんでなん?
急すぎひん?」
「Twitter読んだんやで……笑
まあ、読んだってか、教えてもらったんやけどな」
藤井「Twitterって、あの少クラで「家族」やった時の?」
「おん。
みんな不思議がっとったやんか?」
桐山「なんで、westだけ、ほんまの家族の話せんのかいなってな。」
濱田「気にせんでよかったと思うで?」
中間「そーやな。」
「あとな、オカンへのお手紙でな、ほんまのオカンたちんこと知っとらんとわからへんからさ笑」
重岡「なるほどな。笑」
神山「んなら、楽しみにしとりますわ笑」
「楽しみにしとってー!
あっくんとのんちゃん、泣かんでなー!笑」
小瀧「泣くような内容にすんなや!笑」
桐山「ほんまやで!笑」
『笑笑』
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。