NOside
「オカンへ」
神山「はい笑」
「もー。うるさい笑
戻るで!笑
いつもありがとう。
私がオカンって呼んどる神ちゃんに伝えたいことは、これです。
神ちゃんはほんまにお母さんみたいですね
さっき言った通り、お母さんがおらんかったから、オカンってどんなんかわからんのやけどな笑
でも、学校で聞くみんなのオカンと似てるんやで笑
私がまだ施設におったとき、学校の友達とかが「オカンと喧嘩した……」とか言いよるん聞いたら、すごい羨ましかった。
「もうオカン嫌い、とか言いよるけど、オカンおるだけええやん。」って思いよった
でも、神ちゃんと出会ってから、同じ経験が出来るようになった。
すんごく嬉しかった笑
やから、あなた、たまにオカン怒らせようとしとるんやで、わざと笑」
神山「知っとるで」
「え!知っとったん!?
嘘……。」
神山「当たり前やろ。俺のことなんやと思っとるん。オカンやで?
なんでもわかるわ笑」
「そーやな。笑」
神山「ほら、続けり。」
「おん。
ただ、たまに不安になります。
オカンに我慢させとるんやないかなって。
やって、あなたがwestに入ってから、神ちゃんが甘えたいときもあったはずなんに、オカンやからって、なんでもさせすぎたんやないかなって。
やから、1番最年少の私が言うのもなんやけど(笑)私たちに甘えてくれてもええねんで?
頼ってください。
私らが出来ることならなんでもするで。
やって、メンバーやもん!」
神山「やから!それ俺のやって!!」
「笑笑
とにかく、いつもありがとう。
これからもよろしくね。
大好きってか、愛してます……(恥)
あなたのかわいいかわいい娘 あなたより」
神山「最後のなんやねん笑」
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!