重岡side
どーも。
昨日の夜から少しだるいなーなんて思いよったけど、明日休みやし寝とけば治るやろ思って誰にも言わず放っといた俺です←
なのに、うちのお嬢さんは暇すぎて公園に行こうと俺を起こしてきた…………
だるいんやけど、久しぶりのお休みやし連れてったろって気合いだけで起きて。笑
トイレに行こうと思っとったんに、気付いたら寝室の自分のベッドの上に舞い戻っとった←
重岡「んんっ……
へ?あなた?」
なんか重いなーと思いよったらあなたの頭が俺のおなかの上にあって、どーやらお姫様は寝ているようです……笑
重岡「なんやこれ、冷えピタ…?
俺、熱あったんか…」
俺のおでこには冷えピタが貼ってあって、枕元にはお水も薬もあって。
あなたの涙の痕が残るほっぺを見るとあなたが一生懸命看病してくれてたことがわかった。
重岡「ありがとーな……ヨシヨシ」
ごめんな、あなた。
俺まだ眠たいから公園また今度でええか?
またサッカーもキャッチボールもしよな。
重岡「スー…………スー…………zzZ」
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!