神山side
「…………ということがありました。」
リビングに布団を敷いてそこに寝かした今のあなたの話の主人公である赤ちゃんは、ぐっすり眠っていて起きる気配はせんかった。
藤井「で、この子どーするん」
桐山「俺らで育てる訳にもいかへんやろ」
小瀧「確かに、仕事で誰もおらへんときあるしな」
重岡「施設か。」
濱田「やろなー」
「え……!?それは……イヤや かわいそう……(泣)
もし私みたいになったら………(泣)」
昔経験したことを思い出して泣き出したあなたを抱き寄せて
神山「あなた、大丈夫やから。な?
ほらよしよし。泣かんでや~苦笑」
中間「ならさ、あなた。俺と一緒に見学に行こう
あなたが選んでや、この子に合って安心して預けれるとこ」
「わかった……。」
小瀧「次のオフ3日後やったと思うで」
中間「んなら、その日行こーや」
桐山「よし、じゃあこの話終わりっ!!
俺腹減ったもーん」
「あなたもー!!オカン、今日の夜ご飯なに?」
神山「今日仕事あって時間無かったからカレーで勘弁してやー」
重岡「カレー?いよっしゃー!」
小瀧「むしろwelcomeやわ♪」
中間「無駄に発音ええな、おい笑」
ま!嫌なんて言わさんのやけどな!…………黒笑
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。