桐山side
ある日リビングのソファに寝っ転がってダラダラとTVを見ていると、あなたが下に降りてきて、
「オカーン!次あなたがお休みなんいつ?」
と聞き出した。急すぎひんか?笑
神山「あなた、それ急いどるん?」
「おん。」
神山「なら、あっくんに聞いといで。そこ座っとるから。」
「はーい」
あなたがキッチンからトコトコ歩きながらこっちに向かってると、
神山「ちょ、あっくん!
あなたのオフの日見たってや」
桐山「んー。」
神山「ごめんなぁ、ご飯作りよるから手離されへんのよ。そこのカレンダー書いとるから」
桐山「ええよええよ。ごはんよろしくー」
「あっくんー?
あ!∞やんけ!!なんであなた誘ってくれへんかったのー。」
桐山「上でグースカ寝よったんは誰や笑」
「あなたやけど〜...
あ!!やすやぁ〜かっこええなー!」
桐山「あなた、カレンダー見るんとちゃうんかったんか?」
「んー、これ終わってからでええわぁ
村上くんや!やっぱゴリラやなーキャハハ」
桐山「なんやねん笑」
「あっくーん、座ってや、下」
桐山「なんでやねん笑ソファでええやん」
「あなたがあっくんのお膝座んの!!」
桐山「.........ノソノソどうぞ」
こんなかわいい子にお願いされたら、いくらめんどくても聞いてまうよなー笑
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桐山「終わったな、よし。カレンダー見るんやろ?」
「おもろかったなー!丸!!ぱぁぁぁん!!って。」
桐山「そーやなーヨシヨシ(かわええ...♡)
今度丸山くんの前でやったり笑」
桐山「っで、オフ日はっと...。
お!来週の土曜日空いてんで!!って俺らもや!笑」
「そっかぁ。ありがと!!
その日あなたお友だちと遊んでもええ?」
桐山「ええんちゃう?学校の子?」
「いやー、ふうがくん。」
桐山「そーかそーか...。
て、え!は?ちょ、待ち、ふうがって!?」
「大西風雅くんやで?」
桐山「ああ。あの風雅か。ならええわ
......ってなるかい!!」
「もー、うるさい。ノリツッコミとかええねん」
桐山「お、おう。ごめんな
焦ってしまったわ」
「ええよ。」
桐山「付き合っとんの?ドキドキ」
「んんんー
でさ、あっくん携帯かしてや。」
桐山「ええけど、どーするん、風雅の連絡先知らんで?」
「ええの!大吾くんに電話すんねん!」
桐山「はいはい。もー、勝手にし...ハァ
ほい、もうかかってんで、大吾」
「ありがと!あっくん!
あ、もしもし?大吾くん?あなたやけどー」
西畑『おお、しの!元気か?』
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!