大西風雅side
風雅「そーいえばさ、今日何で来たん」
「車の予定やってんけど、なんか、じゅんにぃから使うって言われて電車で来た!」
風雅「そーなんや」
ま、そーやろな...笑
6人もおるんやもん笑
「ついたー!」
風雅「入場券買わなよな」
「おん!」
風雅「小学生1枚と中学生1枚下さい」
スタッフ「はい、○○円になります。」
風雅「はい。」
「風雅くん?あ!あなたの!」
風雅「ええよええよ。」
「うーん、でもー、オカンに友達に奢ってもらったらアカンでって言われたし...」
風雅「男が払いたいもんなんよ。な?
もし、あなたちゃんが怒られそうやったら、俺が神山くんにすいませんでしたって言っとくから!」
「う...ん......
わかった!ありがとうー!!」
風雅「どーいたしましてニコッ」
神山(ちゃうねん、あなた!!
お前、男の子と遊ぶとか1言も言っとらんやんけ!)
中間(まあ、女の子と遊ぶ時に奢ってもらうんは、いかんよな。)
桐山(一般の男の子もアカンやろな笑)
小瀧(帰ったら教えたらなアカンな)
神山くんたちもこー言っとることやし、怒られることないやろ笑
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それから、イルカショー見たり、アシカに餌やったりしたで。
かわいかったで、あなたちゃん笑
ああ、外野?うるさかった笑
だんだん声でかくなっとったしな笑
途中から飽きたんか知らんけど、重岡くんとか濱田くんはふつーにお魚見よったで!笑
風雅「もう、17:00かぁ。
帰らなよな」
「そーやな...」
風雅「桐山くんに連絡するわ!」
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。