第102話

守るから5
9,069
2017/12/09 12:35
濱田side


MC中、ステージの真ん中では、しげが話してて、照史と望が爆笑しているところでございます。


そんな人達を笑って眺めとると、隣からマイクを通さずに聞こえてきた、流星の焦っとる大きな声


藤井「え、あなた?あなた!?
おい!あなた!」



え、なになになになに


あまりにもおかしすぎる流星の声にビックリして、慌てて近くに行くと、さっきまでニコニコしてたあなたが俯いて、肩で大きく息をしていた


濱田「どーした小声」

藤井「濱ちゃん、どーしよ、あなたが過呼吸なっとる!!」

濱田「!」


まさか、なんで、そんな急に...?

って、そんなこと言っとる場合やないな。

濱田「わかった。とりあえず、流星。
お前落ち着け
あなた?裏はけんで小声」


最悪なことに、こーゆーときに頼りになる神ちゃんはステージの反対側。

今神ちゃんとこ行くのは、明らかに怪しすぎる。

俺らでとりあえずどうにかするしかないな。



濱田「流星、誤魔化しとけ。この場を。
ファンの子にはバレんようにすんで!!小声」

藤井「っ!わかった...小声」




「ハァ...ハァ...ック...ハァハァハァ」

濱田「あなた?あなた!
...よしよし。大丈夫やからな...頑張れよ......」



あなたの抱きかかえながら裏にはけていると流星の



藤井「あなた、漏れるって言ってトイレ行った」


という声が聞こえきた。

まあ、理由がどうであれ、誤魔化せたならいっか。







スタッフ「濱田さん!?
どーしました!!??」

濱田「あなたが過呼吸や!
どーしよう...(焦り)」

スタッフ「とりあえず、
あなたちゃんをこっちに!」

「ッ...ハァハァ.....」

濱田「あなた...大丈夫大丈夫...
落ち着こうな...サスサス」





神山&藤井「濱ちゃん!」


神ちゃん?流星?


確か、次にはけてくるのは、照史と望やったはず......

プリ小説オーディオドラマ