第113話

伝染っちゃった2
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2017/12/11 12:54
小瀧side


今、LINEで淳太たちから連絡来たけど、とりあえず俺はしげちゃんとラジオの収録せなアカン

ほんまは早よお迎え行ってあげたいねんけどな...


とりあえず、あなたが心配であまりテンションが上がらない2人ですが、巻きで終わらせようと思います。










重岡&小瀧「ありがとうございました!
お疲れ様でしたー!
失礼しまーす!」

なんとか収録を終わらせて、スタッフさんへの挨拶もそこそこに、急いで局を出る。



こういう日に限ってマネージャーさんはおらんし、しげも車やない。

駅までダッシュやな……!









運良く、ちょうどホームに入ってきた電車に乗って家に帰る。

(ガチャ)

重岡「保険証ってどこや!汗」

小瀧「そこの棚ん中!」

重岡「これ?」

小瀧「違う!それの...あぁもうええ!俺がする!
しげ、ビニール袋持って車の準備!」

重岡「ごめん……
そっち頼んだで!」








それからバタバタと支度をして、学校にお迎え

小瀧「失礼しまーす...」

重岡「5年△組の篠宮あなたのお迎え来ましたぁ…」


やっと保健室に着くと、中から出てきた先生に案内してもらってあなたの元へ。


重岡「あなた……?」


そこには、保健室の先生だと思われる女性の方と、泣きながらゲェゲェ吐きよるあなたが。

保健室の先生「篠宮さん、お迎え来てくれたよ〜」

小瀧「あなたー?」

重岡「遅なってごめんなぁ?」

「のん……ちゃ……グスッ……だいっ……ちゃ……グスッ……ヴエッ……ゲエッ」

重岡「おっっと!まだ吐くかぁ...」

小瀧「よしよし、ほら泣いとったら辛いで?」

重岡「キツいなぁ、病院行こな...」



重岡「すいません、お世話になりました...」



しげの背中で、ビニール袋を抱えたままぐったりしとるあなた。
「病院に行く」って言われてもなんの反応もなく、ただただ辛そうに吐いてたもんなぁ


早よ治るとええんやけど.....汗



保健室の先生「いえいえ、お大事に
病院行かれたら、連絡下さいね。」

重岡「わかりました。失礼します……」


保健室を出て、あなたのランドセルやらなんやらを持って、保健室を出たしげの後を追う。


小瀧「とりあえず、病院やな...」

重岡「そやな....」



普段ならイヤがるあなたも吐き気には耐えられへんのか、大人しくしている。

対抗できんほど弱っとんのかな...?

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