藤井side
(ガチャ)
濱田&藤井「ただいまー!」
ドラマの撮影を終え、リビングに入ると、なぜか色んな焦るような足音が
(ドタドタバタバタ)
なんでこんな騒がしいん?
桐山「おう、おかえり。
ごめんな、今、ちょ、忙しいねん。」
濱田「どうしたん?」
中間「お!おかえり!」
藤井「え、どーしたん、これ。」
中間「ああ、お前らLINE見てへんやろ?」
藤井「LINE?」
そーいえば、開いてないわ。
濱田「はぁぁ!あなた、ノロなん?」
藤井「えっ?」
俺よか先にLINEを開いた濱ちゃんの手元を覗き込むとたしかにそう書いてあった
濱田「え、大丈夫なん?」
中間「今はもうトイレとお友達や………ハァ」
重岡「お、よう!」
藤井「ただいま。あなた、どんな感じ?」
重岡「最初吐くだけやったんやけどな、下してもうてる...苦笑」
濱田「ほんま?ヤバいなぁ」
藤井「なんかすることある?」
重岡「わからへん笑
神ちゃんに聞いてん?」
濱田「よっしゃ、とりあえずお手伝いしに行こか」
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あれから吐き続けること1週間。
なんとか誰にも伝染さずに治すことができました...
今度からは、学校で流行っている病気には伝染らないように、気を付けましょう。みんなで。
「あー、きつかった!」
藤井「お前なぁ...笑」
ほんまに気を付けましょう。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。