第120話

◎初めての入院2
8,912
2017/12/24 00:02
神山side



(IN楽屋)

そんな会話をしてから3日。

しげの計画通りに進むのなら、今日にはあなたの喉は治ってたはずやねんけど...



「ゴホッゴホッ...」

小瀧「治らへんなぁ。」

濱田「病院連れてったがええんちゃう?」

神山「でもなぁ、風邪ひいてるんやないっぽいしー……」


結局熱出らんかったんよねー。


中間「んー、でも心配やしなぁ。」

神山「じゃあ、この撮影終わったら連れてこかな。」

桐山「それがいいと思うわー」

藤井「車出そか?」

神山「ほんま?じゃ、お願いするわ。」











スタッフ「はいカットー!
以上で今日の撮影終わりです!お疲れ様でしたー!」

JW『ありがとうこざいましたー!』


(バタッ)


ん?なんの音?


小瀧「あなた!!」

スタッフ「あなたちゃん!!」


え?あなた?


桐山「あなたが倒れた!神ちゃん!」



小瀧「あなた?あなた?あなた?」

濱田「とりあえず、落ち着け、望。」

小瀧「でも!あなたが!」



スタッフさん、メンバーがいっぱいおる人だかりの中に行くと、パニックで過呼吸起こしとるのんちゃんが。

そして、顔が紫色になって胸を抑えて倒れとるあなたがいた。



神山「あなた?ねぇあなた?」



なんで?え?さっきまで楽しかったやん、撮影。どうしたん?

ドッキリ?なら早よ出て来てよ。カメラさんとかさぁ。隠れとんのやろ?

あなた?


桐山「もんち!...
あかん、パニックなっとるわ...」


パニック?俺が?冷静やで?


重岡「神ちゃん!落ち着けって!おい!」


落ち着いてんで?のんちゃんちゃう?パニックなっとるの


藤井「救急車きた!!」

中間「こっちです!」


救急隊員「どなたか、付き添いの方を...」


藤井「神ちゃんかな...?」

重岡「あかん。パニクっとんねん」

中間「俺が乗ります。
流星、車運転して付いて来ぃ」

藤井「わかった。」




あなた?あれ?あなたは?


重岡「神ちゃん?あなた、救急車で運ばれたからなぁ〜
車で付いてくで〜。早よ行ったろな?」


あなた...

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