第164話

パパは大変1(番外編)
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2018/04/02 23:37
篠宮あなた→2歳




【起床ㅤㅤㅤㅤ桐山side】

桐山「あなたー朝やで。起きや」

「イヤやぁ...(泣)
眠たいのぉ」

桐山「わかったから。な?
ほれ、おいで。抱っこしたる」

「イヤぁ(泣)」

桐山「今起きひんのやったら、あっくん行ってまうで?ええの?もう知らんで?」

「アカンー(泣)」

桐山「はいはい。
なら起きてくださいな、お嬢さん」


絶賛イヤイヤ期なあなたは、毎朝こう。

結局、寝起きでグズグズなあなたをだっこして下に降りる

そろそろすんなり起きてほしいよ。ホンマに。


【朝食ㅤㅤㅤ神山side】

桐山「はい、あなたみんなにおはようさんは?」

「おはようせんのぉ━(泣)」

重岡「まーたお前はグズグズ赤ちゃんか?笑」

神山「もーしげそんなこと言わんで!」

「あなた、赤ちゃんとちあうもん(泣)」

神山「ほらぁ」

重岡「ごめんごめん。ちゃうねんな」

2歳にもなると自我が出てくるんか、最近は、赤ちゃんって言うと怒ってくんねん。

まだまだ赤ちゃんやねんけどな笑


中間「ほら!とりあえずご飯食べり
濱ちゃん遅れんで?
のんちゃん起きて!間に合われんようなるて!」


今日は、淳太と照史と俺としげがオフ。
流星はもう行ったで。


濱田「大丈夫やろ!
おいで、あなた。ご飯食べさしたろ!」


小瀧「起きてるてぇ......」

桐山「望、お前起きてへんやろ!笑笑」

重岡「目瞑っとるやんけぇアヒャヒャ」


中間「ほら時間無いねんから、あなたは自分で食べて!」

「できひんのぉ(泣)」

中間「しきる!
赤ちゃんとちゃうんやろ?」

「あなた、赤ちゃんやから自分で食べられへんー(泣)」


さっきと言ってること違うって?
2歳児ってそんなもんですよ。


結局あなたは、重岡の膝の上で食べさしてもらってご機嫌さんでした。





【お見送りㅤㅤㅤㅤ濱田side】

濱田「じゃ行ってくるな!」

神山「行ってらっしゃーい!」

「イヤぁぁ(泣)」

神山「ほらあなたも濱ちゃんとのんちゃんに行ってらっしゃーいって。」

「はまちゃー(泣)(泣)」

濱田「すぐ帰ってくるから!な!」

「はまちゃがええのぉ(泣)」


神ちゃんのだっこから一生懸命、泣きながら腕を伸ばすあなたを見ると、ホンマに行きたくなくなってまうねんけど、なんとか振り切って家を出る。


“濱ちゃんがええ“なんて滅多に言われへんし←


隣で望が「俺は?」なんて言いよるんは、聞こえへん。


よし、早よ帰ってこよう。

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