第7話

6話
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2017/12/09 12:32
赤「...俺が連れて帰るよ」


俺がそう言うと、一瞬みんな驚いた顔をしたが、すぐに安心した表情を浮かべ、


「「「「よろしく!」」」」


と言った


チラッと周りを見ると、中村が、"頼んだ"と口パクで伝えてきた


"任せてよ"


俺は心の中でそうつぶやいた



俺の家は飲み屋からそう遠くなく、歩いて行ける距離だった

あなたを背中に乗せ、酒のせいで少しフラついている

大学に行くと同時に買ってもらったマンションの1室がある5階までエレベーターで上る


部屋に入るとすぐに寝室に行き、あなたをベッドに寝かす
一定のリズムで寝息を立てている


"無防備"


この言葉が俺の脳裏に浮かぶ


業「...疲れてんのかな...」


その後すぐにシャワーを浴び、リビングのソファーで眠りに落ちた

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