ココアを飲み終え、いつもの癖でソファーでスマホを見る
カルマはリビングで本を読んでいる
ピロン♪
おなじみの音が鳴り、LINEを開く
カエデのテンションに合わせて明るく返す
若干威圧をかけられ、苦笑しながらも、
と返す
『私、女子の2次会誘われたから、もう行くね!1晩ありがとう!またね!』
業「ん、また連絡してよ」
『うん!あ...服...』
業「あげるよ。振袖は持って帰ってね」
『...いいの?ありがとう!』
カルマからもらった服を着て、カバンを持って家を出る
時計を見ると、もう時間で、家に帰ってる場合じゃない
...そのまま行くか...
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!