第46話

月曜日の瞳色
1,576
2018/01/31 10:50
あなた

うっう〜ん。

眩しい朝日で目が覚める。
あのまま寝ちゃったか…
はじめ
起きた?
!?!?
横を見ると、私とおんなじように寝転がったはじめ!?
あなた

!?!?

あなた

は、はじめ??!

はじめ
ん?
だって可愛かったから、もっと近くで見たいな〜って。
あなた

///

はぁ〜!?///
はじめ
もう、体調は大丈夫なの???
心配そうな顔をするはじめ。
あなた

うっうん!

はじめは、“ぐっ”っと顔を近づける。
近い近い!!!
あなた

っ_///

はじめ
あなたって、よく見ると綺麗な茶色の瞳なんだね。
あなた

えっ?

はじめ
あっそうだ。
今日も会議あるけど、行く?
あなた

えっ、あっ行く!

行くよ!行く!
だって、昨日楽しかったし。
はじめ
分かった!
はじめ
じゃあ準備!
あなた

うん!

はじめ
の前に…
あなた

ん???

“チュッ”
あなた

えっ_?

“ドキン”
はじめが…
私の頬に…
キス!?!?
はじめ
可愛かったからつい〜
わざとおかしな口調で言う。
あなた

///

はじめ
もしかして、嫌だった?
嫌_???
そんなわけ…
ない?の?に?
私は、首を横に振った。
はじめ
良かったぁ〜
あなたに嫌われたら、おいらぼっちだよぉお。
あなた

そんなことないでしょ 笑

はじめ
そーだけど…
立ち直れないわぁ
眉間にしわを寄せ目を閉じ、困り顔のはじめ。
あなた

笑笑

はじめ
んじゃ、そろそろ行こーか!
あなた

はーい!

数十分後_
はじめ
小声:)じゃーねっ!
あなた

うん!

昨日と同じように事務所をテクテクと歩いて行く。
すると…
“ポンポン”
っと、肩を叩かれた。
スッと振り向くとそこには…
ポッキー
あなた///!
少し赤面したポッキーくんと、
みやゆう
よっ!
片手を肩の位置にスッと出して挨拶をするみやゆうくん。
あなた

ポッキーくんに、みやゆうくん!

ポッキー
みやゆうさん、ほらやっぱり!
あなたじゃん!
得意げにポッキーはそう言う。
みやゆう
ホントだ。
よくあんな遠くから見つけられたね 笑
あなたちゃん、ポキさんね、さっき遠くからあなたちゃんらしき人見つけて猛ダッシュで…
すると、ポッキーくんがみやゆうくんの口を塞いだ。
ポッキー
余計なことは、言わなくていいからっ///
みやゆう
ちぇーっ。
あなた

笑笑

みやゆう
じゃあ、あなたちゃんこっちで話そっか!
みやゆうくんの手が私の腰に回される。
あなた

!?!?

みやゆうくん、よく見ると綺麗な瞳…
吸い込まれそうなほど。
思わず見惚れてしまう。
それと同時に、はじめが今日私に言ったセリフが蘇ってきた。
“あなたってよく見ると、綺麗な茶色の瞳なんだね”
ドキンと胸が高鳴る。
あなた

///

思い出し照れ。
ポッキー
っちょっ。みやゆうさん!!!

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