第37話

土曜日の甘えん坊
1,658
2018/01/22 11:04
シルク
入るよー
ンダホ
お邪魔しま〜す。
あなた

おはよ。

玄関から聞きなれた声が聞こえた。
そして私は、玄関に行った。
シルク
はよ。
ンダホ
はじめん、大丈夫?
薬、買ってきた!
相変わらず、“ふざけT”を着たンダホがドラックストアの袋を私に差し出した。
シルク
熱出すのも無理ないよ。
昨日ので、疲れただろうし…
ンダホ
うんうん。
話を進めながら、はじめのいる部屋へ向かって行く。
あなた

2人は、ゆっくりしてていいから!
私、おかゆ作ってくる。

シルク
了解!
ンダホ
なんかあったら、言ってね〜
あなた

はぁ〜い

っとは言っても、この身体になって料理とかしてないし…
少し不安…
数十分後_
あなた

よしっ、完成。

なんとかできたけど、味は…分からん 笑
私は、おかゆをお盆に乗せ、はじめの部屋に行った。
あなた

はじめ〜?

はじめ
んぅ〜???
少しつらそうな声。
あなた

おかゆ作ったから、持ってきた!

あなた

お口に合うかは、分からないけど…

はじめ
マジでっ!?
はじめは、ゆっくりと身体を起こす。
あなた

じゃ、ここに置いとくから食べてね

そう言って、私はテーブルにお盆を置いた。
はじめ
えー?
あなた

えーって???

はじめ
あなたがぁ…
あなた

私が?

はじめ
食べさせてくれるんじゃないの…?
少し恥ずかしそうな顔をして、はじめは言った。
あなた

_っ///

はじめ
ダメ…?
そんな…。
甘えた顔で…。
頼まれたら…。
断れないじゃない…!
はじめの、意地悪!!!

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