ポッキーくんと、みやゆうくんに会えて嬉しかった〜!
よ〜し、探索するぞ!!!
その時_
“ドンッ”
顔を上げると目の前には、こちらを見るそらちぃが。
その背中から、見られた顔がひょこっと出てきた。
そう言うそらちぃ達についていった。
“ガチャ”
そして今私達は、椅子に座った。
そう言って、ツリメはそらちぃに私の隣の席を勧めた。
近くで見るそらちぃは、意外とカッコよくてドキンと胸が鳴った。
みんなは、私を囲むように座る。
にこやかな顔を見せるそらちぃ。
その顔は、とても愛らしかった。
悲しそうな顔をしてる、リクヲ。
みんな必死に考える。
すると、エイジが差し出したのはスマホ。
その画面には、“願いを叶えることができる方法”と書かれたサイトだった。
ツリメは、なぜかリクヲの顔がツボに入ったようで1人で笑いを堪えてる。
すると、リクヲは大きく口を開けた。
すると、リクヲとバチっと目があった。
リクヲは、私の顔をキョロキョロ見る。
はじめが、いいって言ってくれるかな?
きっと、はじめなら許してくれるよね?
オシャレしていきたいな…。
自宅に帰れば、私の服まだ置いてあるかな?
そんなことを色々考えちゃう。
そう言って、アバンティーズ4人は立ち上がった。
私は、4人に手を振りまたちょこん椅子に座った。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!