第3話

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2017/12/12 13:25
東京都の全部のスピーカーから鬼ごっこが開始されることを知らされる。

あなたはまだ殺されることなど考えてもなかった。

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そしてスピーカーから、鬼ごっこ開始の合図がなった。

あなたは意味が分かっていなかった。

でもまず家に帰った。

父と母は死んでいた。

包丁で刺された跡がある。

あなたは泣いた。

背後からトントンと肩を叩かれた。

振り向くと鬼ごっこの鬼らしき人が包丁を持っていた。

あなたは思わず声を上げた。

「キャー!!!」

口を塞がれた。
でもすぐ離されたが、あなたはその場から逃げた。

✄- - - - - - キ リ ト リ - - - - - ✄

あなたは山の奥へ逃げた。
するとそこには小さな小屋があった。
トントンとドアを叩き中へ入る。
そこには美しい男の人が居た。

「ん…?…お客さん…?…いらっしゃい」

男は自分の名は言わなかった。
でも「けいって呼んで」とは言われた。

そこで、少し休ませて貰った。

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