第4話

逃げるソープガール
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2017/12/12 08:59
す「リーダー、今日も横子の面倒見てやって下さい。ホンマに売れ行き悪いんや」




リーダー、と呼ばれる男はすば子に鋭い目線を向けた。



思わずすば子も、じっと睨みを利かす。



「…分かったで。すば、今日はデリバリーサービスな」


す「ホンマにですか?いつも分かったって言って…。横子は何もいわれてないんやで?」

「すば、気付いてないんか。」

す「…は?」

「知らないならええ、じゃあ頑張りぃや」

す「…すば子、横子に頼って欲しかった」

「大丈夫、僕もなんとかするからさ」

す「すば子がなんとかしたいの!!あいつが頼れるのは私…かもしれないやん」








ーーすば子、おおきに。でも、もう限界やねん。











私なぁ。毎日、淫らなことして…。たくさんの気色悪い



おじ様と入浴して、脱がされて…。




同僚からもいじめられてるんやで。ロッカールームひ貼られてる、私のアイコラ画像。


精神的に疲れてきた。








だから私は…リーダーに逃げた。それでも、まだ満たされない。




リーダーは…。丸山隆平は世界が違う。












横子はロッカールームへ行き、荷物をまとめた。






『横子ー?あんた、辞めるの?』



『残念ね、隠れビッチキャラがいなくなるわww』




よ「…ちゃいます。少し休憩します。」









私は行く宛もないまま、深夜の歌舞伎町をふらついていた。






そんな中、とあるチラシが目に入った。





⌜インフィニティクラブーー。⌟





さらに、今日から新人が入るらしい。










…行ってみようかな

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