第9話

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2017/12/14 08:38
中間said




神山が、1人の男の腕を掴んでいた










中「あなたは?何してるんやここで、」










神「こいつが逃がしたんですよ」










それを聞いて、










俺は背の高いそいつを見た










中「お前が?」










藤「友達の幸せを願っただけや」










神「面倒な事してくれたわ、」










中「チッ、はよ追うで」










神「待って下さい」










中「あ?」










神山は拳銃を取り出した










神「折角弾を入れ替えたんです

勿体無いですが、試しに」










中「、、、好きにせえ」










藤「はは、まさか

こんな死に方するなんて思ってなかったわ」










神「なんや、命、惜しいんか?」










藤「生憎散々な人生やったんや

望が幸せになればそれでええ」










神「安心しい

直に小瀧もお前の方へ逝くわ」










藤「はっ、結構な事や」










男のその言葉を最後に










バンッ!!










銃声、










ビチャッ、










血の音、










バタッ…










男が倒れた音が連続して聞こえた










中「終わったな」










神「行きましょう

行き先の見当は付いてます」




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