第14話

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2017/12/16 02:39
中間said





数分前────










神「、、淳太様、

やっぱり俺だけでも行きますわ、」










中「はっ?おい神山!」










神山は廃屋に入り階段を










駆け上がっていく音が聞こえた










中「あいつ、」










車のエンジンもかけっぱなしにして、










さっきまでの考えも忘れ、










俺も建物の中に入った









神「────」










あなた「────」










神山と、あなたの声が聞こえた









部屋に入ろうとした、









その時やった










バンッ!!









中「!?」










銃声がして部屋に入ったら










腹の部分から血を流して









小瀧の腕の中に居るあなたが目に飛び込んできた









小「あなたっ、あなたっ!!」









撃ったのは、










神「綺麗ですよ、血を流してるあなた様も、」









俺は神山に掴みかかった









中「っ、神山っ!

お前何してるんや!!」










神「撃つと言ったのに

あなた様がどかなかったんです」










小「やからって、撃つことないやろ!」










あなたはもう、虫の息、









小「あなたっ、しっかりせえ!」









あなた「、、、望、」









小「ん、?」









あなた「だいすき、」









あなたは固く目を閉じた









小「あなたっ!

逝くなっ!おいっ!(泣)」









中「、、、」










あなたの白い服は









半分が紅く染まっていた




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