第15話

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2017/12/16 08:49
神山said





小「神山っ、絶対に許さんからな、」










小瀧は俺を見上げて言った










神「許さんでもええわ

お前があなた様と逃げたから

こんな事になったんや

逃げへんかったら、

こんな仕打ちやなかったわ」










中「やから、なんであなたを撃ったんや」










神「そんなん、簡単ですよ」










中「は?」










俺は自分のこめかみに銃口を当てた










神「俺ももう、逝くからです」










小「はっ?」










中「神山やめろ!!」









俺は引き金を引いた










バンッ!!











小瀧said










バンッ!!










バタッ…










小「か、神山、」










うつ伏せに倒れた神山










顔は飛んだ血で紅くなっていた









すると、淳太様が神山が持っていた銃をとった










中「小瀧、お前はどうする」










小「えっ?」










中「俺も逝く

あなたが居らん世界で

生きてく自信が無い」










なんや、淳太様も、










小「逝きますよ

当たり前やないですか」










中「俺は先に逝くわ

神山の暴走は止めなアカンし」










小「やからって

淳太様も暴走しないようにして下さいね」










中「ふっ、さぁな」










淳太様は最後にニヤリ。と笑い










引き金を引いた










バンッ!!










淳太様はガクッと膝をついて、倒れた










あなた、神山、淳太様の血が混ざり合い










床はもう血だらけ












小「俺も死んだら、

どんな色になるんやろ」










俺はあなたに、










現実世界での最期のキスをして










頭を撃った










ムコウでも、










あなたは俺のモノ










神山にも、淳太様にも、










誰にも渡さへん








《綺麗な愛なんて…》




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