第6話

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2017/12/24 08:25
いつからだろう 


こんなにそっけなくなってしまったのは


あなたは小さい頃からの付き合いで


いわゆる世間的に言えば幼馴染


あなたは今まで妹みたいな存在で


目をずっと離せなかった


どこへ行ってもあなたがやっぱりついてくるし


いつでもどこでもあなたと一緒にいた


でもいつからだろう


あなたが異性として気にし始めたのは


あなたはどんどん子供っぽさがなくなっていき


今では1人の可愛い女の子になっていた


そう。俺はあなたに恋している


でも気持ちを伝える予定はない


この関係を崩したくないから


女子かよって思われるかもしれないがなんとも言えない


俺はあなたに後戻りできないくらい


ハマりすぎていたのだ


青空が広がる 春のある1日


俺はいつも通りあなたを迎えに行く


インターホンを押すが出てこない


またかと思いニヤつきそうな頬を抑え


いつも通りにスタスタと入っていく


部屋に入るとあなたはまだ寝ていた


俺よりも白くて今にも消えてしまうんじゃないかと


感じてしまう肌に朝日があたり


正しい吐息を立てながら寝ているあなたに見入ってしまう


SG「起こしたくないなぁ」


そうつぶやいたが流石に学校をサボるのはやばい


テヒョンに目をつけられたらいっかんの終わりだしと


思い仕方なくあなたを起こす


ゆさゆさとゆするとん〜と可愛く唸るあなた


いつも理性保つのに必死な俺な気持ちも考えろと


ふと思ってしまうくらいにあなたは破壊力がすごいのだ


ゆすって何分かしてあなたが起きる。


あなた「今何時〜。」


SG「早く起きろ ねぼすけ」


強く当たってしまう自分を殴りたい


本当はもっと優しく自分の気持ちに素直になれたらいいのにって


思ってしまう今日は気分がモヤモヤしながら始まった

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