第7話

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2017/12/17 11:24
先生の授業は全く集中できない。
もやもやとドキドキ。

でも悩んでるとき、いつも太陽が声をかけてくれる。


“ あなたー?大丈夫か? ”

『え!あ、うん!大丈夫。』

“ いくら授業眠いからって寝んなよ笑 ”


太陽はそう言って、私の頭を軽く叩く。


『寝ないよー笑 あはは笑』


こういう優しいところは太陽のいいところだなぁ。
集中して前向かないと。

そう思って前を見ると、高塚先生と目があった。すぐそらされたけど。

あーかっこいい。すきだなぁ..
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「明日から修学旅行です。なので、活動するための班決めをしてください」


班かー!先生は...一緒に回れないんだよね。笑


「えー?先生一緒にまわろー?」


クラスの女子が先生に声をかける。思わずそれに反応してしまった。


「俺たち先生は各ポイントに立ってるんで。一緒には回りません。はい、お前ら決めてこい」


そうだよねー。でもポイントに立ってるんだ。


『ゆりちゃん!太陽!同じ班になろー!』


私はそう2人に声をかけた。
先生...修学旅行ではまた話したいな。

そう思って先生を見ると、また目があった気がした。

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