“ なあ。 ”
『んー?』
“ 俺、お前のこと...友達としてじゃなくて好き、
なんだけど。 ”
『え?』
“ お前好きな人いねーだろ、だから... ”
『ごめんなさい!
なんか。友達のままでいたいです!』
“ ... わかった。じゃあ忘れて!今の! ”
『うん...ごめんね、ありがと。』
“ いいって。謝んな! ”
* * * * * * * * *
≫ジリリリリ≪ ⏰
んん...なんだ。夢か。懐かしい夢だったな...
って、もうこんな時間!
急がなきゃ...
なんか。
今日はすごいことが起こる気がする___
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!