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第26話

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2017/12/30 12:16
『え?どうして知ってるんですか?』

「瀬戸と前話してたときに聞いたから。」


なんか...知られたくなかったかも。


『ふっ、ちゃいました、笑』

「なんで?
俺やめて瀬戸好きになるんじゃなかった?」


追い討ちをかけるように先生が言う。
聞かないで、私だけが好きなんて辛い。


『もう始業式行かなきゃ...!』


私はそう言って走り出した。けど、足は体育館に
向かっていなかった。


「どこ行くんだよっ...」

『なんでついてくるんですか!』

「お前が逃げるからだろ...!」


私は理科室に入って、そのまま鍵を閉めた。


「開けろって...なんで逃げんの?」

『っ... もうしんどいの...先生の顔見るたび好きって気持ち思い出しちゃうし。私ばっかりしんどいの!!』
好き。何をしていても。何を考えていても。先生がちらついて離れない。


「はぁ.... なんで俺とお前は生徒と教師なんだろうな。」

『え...』

「どうして許されない関係の中で、こんなこと考えなきゃならないんだろうな。」


そんなの...こっちが聞きたいよ。
先生が先生じゃなければ。
私はどんなに幸せだったか。



「........ 始業式。ちゃんとこいよ。」


そう聞こえたあとに、
足音が遠ざかって行くような気がした____