第15話

十四話
先生は、私が落ち着きを取り戻すまで
ずっと待っててくれた。
あなた

私、

あなた

いじめられてて。

あなた

皆から無視されて、

あなた

殴られて、

あなた

蹴られて、

あなた

閉じ込められて。

あなた

ゆういつ信頼できる人が、望だったんです。

あなた

でも、望は…

あなた

私をいじめるグループのリーダーだった…

あなた

でも、私は知らないふりをしました。

あなた

バレてる事が知られたら、何されるかわかんないから。

あなた

私は、もう…

中間淳太
話は分かった。
中間淳太
大変やったんやな。
先生は、私の頭を撫でてくれた。
あなた

先生、

あなた

ありがとうございます。

中間淳太
俺は何にもやってへんよ?
中間淳太
お前が、俺に話してくれただけ。
あなた

でも、先生、話聞いてくれたじゃないですか。

あなた

なんか、スッキリしました。

中間淳太
お前、親には話したんか?
あなた

いや、

あなた

話せません…

あなた

私の家族、皆心配性で。

中間淳太
そっか、
中間淳太
ちゃんと学校…
中間があなたの方を見ると、
あなた

(グスッ

涙が溢れ出ていた。
中間淳太
あなた?
あなた

私…

あなた

今まで友達ができなくて、

あなた

ずっと一人で、

あなた

こんな風に誰かと話したの久しぶりで…

あなた

すっごく、嬉しい…

中間淳太
そっか、
中間淳太
頑張ったな。
センセイ、そんなに優しくしないで…
こんな時女子って、優しくされると、
好きになっちゃう…