第9話

翔said
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2018/01/05 03:38
俺は深谷翔。未来や悠莉と同じ高校1年だ。

俺は小さい頃からいろんな女子に囲まれる。
それだけでうんざりなのにいつも告られる。
皆俺の顔だけで好きになってるんだ。
アイツ…未来と出会ったのは高1になって少し経ってからだった。
……
その日もいつもの様に呼び出された。
女子
あ、あのさっ
女子
いきなり呼び出してごめん。
こいつ誰だっけ?見たことねーや。
女子
あのさ…ずっと前から深谷の事が好きだったんだ。もしよかったら私と付き合ってください!!
俺のこと何も知らない癖に好きとか訳わかんねぇ事言ってんじゃねーよ。
ごめん。無理
女子
え?なんで?私深谷好みの女になるからさ。
いやそういう事じゃなくてさ。
大体俺の事知らない癖によく好きとか言えるよね。
俺そういう奴に興味ないから。
他当たってくれる。
女子
うっっ…グズっ…ひっくっ…
女子
酷いよ( ;  ; )
女子は泣けばいいとか思ってる。
ふざけんなよな。
女子
うわ~泣かせた~
深谷最低!!行こっ!!
最低だから何?なんで振っただけで最低なの?意味不なんだけどw
その時見たことも話した事もない女子と目があった。
あなた

あっごめんなさい。
見るつもりは無かったんですけど…。

だから何?どうせお前も最低とか言うんだろ。
いや…別に…
あなた

あの!!私凄いと思います!!

えっ?
あなた

自分の思いをハッキリ言う事って難しい事だからハッキリ言えてるあなた凄いと思います!!

はじめてだったこんな奴に出会ったのも。
こんな事言われたのも。
あっなんかありがとう
あなた

いえいえ(*⌒▽⌒*)
あっ!!じゃぁそろそろ行きますね。

ちょっと待って!!
あなた

え??

何故だか分からないけど引き止めてしまった。
あっあのさ!!俺、深谷翔って言うんだ。よろしく!!
あなた

フフッ(✿´ ꒳ ` )私は金沢未来って言います。よろしくお願いします(*⌒▽⌒*)

笑顔の可愛い子だったな。

そいつが同じクラスだと知ったのはまた少し先の話。

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