俺の名前は濱田崇裕。 今日からジャニーズ事務所でお世話になる。
俺は初めて一人で電車に乗って遠出をする。
不安はあるがワクワクもある。
レッスン場に着き俺は大きく深呼吸をしてから中に入った。
中に入るとたくさんの人がいた。
俺は部屋を見渡し部屋の隅っこにいる一人の人に声をかけた。
すると相手は俺を見て立ち上がり
と言って部屋から出て行ってしまった。
俺はキョトンとしていた。
すると後ろから
と声をかけられた。
俺は振り向いて
と言った。
すると相手は
と言い手を差し出してきて握手を求めた。
俺は頷いて中間くんと握手をした。
そして中間くんに
とさっきの彼のことを話すと中間くんが
と言った。
俺は中田くんのことが気になった。
この日のレッスンが終わり帰りの準備をしていると中田くんがレッスン場に入ってきた。
すると、みんなが静かになった。
中田くんはさっさと帰る準備をし、カバンを持って出て行ってしまった。
僕は中田君の後を追いかけた。
これが僕と中田くんの出会いだ。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。