某日────
ピーンポーン♪
ん?
ガチャッ
神「来ちゃった!」
相「いや彼女なん?
ってか勝手に来たらあかんやろ」
神「夜中に来たっちゅーのに
相変わらずリアクション薄いなw」
相「そんなことないけど、
入る?帰る?」
神「帰らすん!?」
騒がれそうやから家にあげた
相「んで?
なんか様?」
神「最近あなた不足やから構って!」
相「それ夜中に言うことちゃうやろ」
神「のんちゃんと流星に投げちゅーしたやん!
おれしてもらってへんからちゅーして!」
相「キスとは恋人同士がするものであるぞよ」
神「言い方かわええから許してまう所やった、
してや!ちゅー!」
そう言って神ちゃんは唇を近づけてきた
相「待てい」
私はその神ちゃんの口を手で塞いだ
神「んぐっ
ふぁいふんへん、(なにすんねん、)」
相「ちゅーはあかんよ」
神「むっ!(手をどかす)
じゃほっぺ!」
相「も〜、
しゃーなしやで?
みんなには言わんでや?」
神「言わん!」
相「ほんまに言わんね?」
神「ほんまに言わん!」
相「約束やで?
私と神ちゃんの」
神「2人、だけ、(嬉)」
相「おけい?」
神「おけ!」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。