あなたsaid
言わんと騒がれると思って
淳太くんをうちに招いた
中「あなたんちやぁ〜♡」
語尾にハートが見えますよ
中「あ、ちゃうちゃう
んでなんなん?」
相「あんな〜、
みんなが恋愛のやつとかやるってなるとなぁ
嬉しいんやで?めっちゃ嬉しいんやけどな、」
中「おん」
相「、、、相手役の子とかになぁ、
やきもち妬くから、あんま見たないねん、」
ん〜、あんま言ってへんかったから
やっぱり恥ずかしいわぁ〜
中「か〜わええなぁ!」
淳太くんはぎゅー!っと音がつくぐらい強く
抱きしめてきた
相「やめてやぁ痛いやんか」
中「やきもち妬くんか!
なんやあなたもそんなこと思うてんねや!」
相「やめろやめろぅ」
中「やめへん!」
いやぁ恥ずかしいわぁ〜、
ピンポーン♪
ん?
中「もぉ〜誰やぁ〜
せっかくあなたとイチャイチャ
したかったのに、」
いや、しやんし、
玄関に行こうとしたのに
淳太くんが離れてくれへんから
後ろから抱きしめられとる状態で
ドアを開けた
ガチャッ
濵「あなた!
っと、淳太?」
中「なんや濵ちゃんか」
相「今日はお客が多いなぁ」
濵「そうなん?
ほんで淳太はなんでくっついとるん?
ずるいわぁ」
ずるくないわっ
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!