プリ小説
一覧へ

第1話

❃久しぶりの再会。❃
❀春❀
あの春からもう3年。あっという間だった。
なのにこの桜はこの美しい桜は3年たっても
この時期になれば満開の薄いきれいなピンク色の桜を咲かせる。
この桜を見る度にに僕はあの時に戻りたいと思っている。
後悔だらけの日々をもう一度………
きおり&祷
おーい!久しぶり〜
あなた

きおり!祷!久しぶり!

きおり
もう、3年たつんだね。
美咲が亡くなって…
そうだな。
何も言わなかったよな。
最後まで笑顔で。
あなた

しょうがないよ、美咲はそういう性格だっただろ?
3年間ずっと一緒にいたんだから。

きおり
そうだね。
そうだな
きおり
でも、不思議だよねー。
あなた

何が?

きおり
だって、この桜の下で今集まっているのも、
全部美咲のおかげでしょ?
あなた

そうだね、僕が最初にこの木の下で美咲と出会って

そこに俺らも集まるっていう…
きおり
そうそう!
まぁ、俺がこの桜の下に行ったのは、
きおりのせいでありおかげだな。
きおり
だって、いつも気になってたんだもん!!
入学式の朝以降毎朝この木の下にいて、
仲良く話してるんだもん。
まぁ、たまにお前の悪口は聞いてたけどな。
あなた

え!?なんで?

きおり
何でって、美咲頭もいいし、運動神経も普通だし、
絵は上手いし、音楽の才能もある。
そして美人!!
あんな子滅多にいないよー
あなた

まぁ、確かに、初めて見掛けたときすごいキレイだなって

きおり
そうでしょ?
あなた

でも、、、何か消えちゃいそうな雰囲気もしてたかな。
本人は気付いてなかったみたいだけど、

きおり
その勘もうずっと当たってたのかもね。
俺は、いつも何か隠してる感じはしてた
きおり
そう?
あなた

そうか?

無理して笑ってるのが、よく目立ってた。
きおり
気付かなかった。
あなた

僕も。

周りも気付かなかったみたいだしな。
きおり
あんたホントに観察力優れてるよね。
まぁな。
今になって自覚するよ。
あなた

そういうとこも変わってないね。

きおり
人の性格はそんなに変わんないよ。
性格はな。時は過ぎる必ず。
あなた

そうだね、この数秒前の会話ももう過去形になるもんね

きおり
でも、この4人で過ごせた3年間も今の時間も
美咲似合わなかったら今ここで集まる事もなかったかもね!
あなた

そうだね。

そうだな。
きおり
でも、もうあっという間に時間過ぎたねー
私、これから用事あるからもう帰んなきゃ。
あなた

言ってたね、この間LINEで。
どこに用事なの?

きおり
秘密♡
こいつ、俺にも教えてくれねーの
あなた

そんなに大事なんだね。

らしいな。
あなた

まさか、お見合い?

きおり
んな訳ないでしょ(笑)
あなた

まぁ、そろそろ解散しよっか。
祷実家帰るんでしょ?

あぁ、そうだった。
きおり
忘れちゃいけないことでしょ(笑)
あなた

確か、鳥取だっけ?

そう。そろそろ駅行かないと日付けが変わっちまう。
きおり
何時間かかるの?
10時間くらい?
あなた

今13:00だから……
え!?着く頃は23:00頃じゃん!

きおり
え………祷何で行くの?
電車。
だから、そろそろ行かないと。
あなた

じゃ、解散しよ!

きおり
そうだね。
あなた

また、ゆっくり時間作ろう?

そうだな
きおり
そうだね
じゃぁな
きおり
じゃあね
あなた

またな。

2人が帰ってもう一度この桜を見上げる。
僕は、この桜を見て思うんだ。
この桜は僕達と美咲みたいだって。

とてもキレイに満開に咲く桜と
可愛く満面の笑顔で話す美咲。

すぐ散ってしまう桜と
今にも消えてしまいそうな美咲。

そして、花が散った後枝が残る。
咲いていた跡を残して。
そして、次の年には新しい花を咲かせる。
美咲という花が散った後、僕達3人が残された。
美咲という花が散った跡を残して。

ただ、違うところが1つだけある。
それは次の年も何年先もこの枝に新しい花は咲かない。
ここも似てほしいと思うような思わないような。
帰宅
僕は結局3時頃までずっと桜を眺めていた。
2時間も桜を眺めていたせいか目が疲れてウトウトしてきた。
そのまま布団に入り僕は眠ってしまった
ꕤ続くꕤ

シェア&お気に入りしよう!

この作品をお気に入りに追加して、更新通知を受け取ろう!

❁如月 沙奈❁
❁如月 沙奈❁
恋愛&青春学園物語をお届けします 誤字脱字多いですが多めに見ていただけると嬉しいです💦