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第4話

❃僕達4人が出会ったのは桜の木の下。❃
❀入学式の日〜教室〜❀
美咲
あっ、席隣なんだね。
あなた

みたいだね。
出席番号順じゃないんだね。

美咲
私達のクラスの担任がそういう人なのかもね。
あなた

そうだね。

美咲
ふふっ
あなた

ん?

美咲
ううん、何か私達語尾に「ね」付けて
話してるから面白くなっちゃって。
あなた

気付かなかった。

美咲
少しの間よろしくね!!
あなた

うん。

僕は美咲と席が隣だった。
最初はちょっとビックリした。
すごいドキドキしてた。さっき会った時からずっと。
でも、今改めて美咲と話して分かった。
僕は美咲のことが好きなんだ。
桜の木の下で美咲と会ったあの瞬間から。
今思えばあれは一目惚れだったと思う。
❀次の日❀
僕は昨日からずっと思っていた。
この桜のおかげで美咲と会えた。
だから、感謝の気持ちも込めて
毎朝桜の木の下に行こうって決めた。
そう思いながら、桜の木の下に向かうと
既に誰かが立っていた。
それは
美咲だった。
僕は驚きと嬉しさで足が止まってしまった。
昨日のように美咲は僕のいる所に振り返った。
目が合ったらニコッ と優しく笑って、
こっちに歩いてきた。
美咲
松永君、おはよう。
あなた

おはよう。
早いね、どうしたの?

美咲
この桜ホントにキレイだから足が止まっちゃって。
きっと、葉桜になっても枝になってもキレイなんだろうな。
あなた

この桜の木大きいからね。
まとまって見えて枝だけでもキレイに見えるんだろうね。

美咲
ふふっ、そうだね。
じゃ、そろそろ教室行こうかな。
一緒に行こ?
あなた

うん。
そういえばどれくらいこの桜見てたの?

美咲
うーん、5〜10分くらいかな?
あなた

えっ!でも、眺めていればそれくらい
すぐ経っちゃうか。時間なんて。

美咲
そうだよ〜
あなた

僕達桜の話題ばかりだね。

美咲
そうだね、でも楽しいよ?
私は、松永君と桜の話題ができて。
あなた

まぁ、あの桜は話題がたくさん出てきそうだしね。

美咲
そうそう。
あなた

でも、嫌なことも思い出した。

美咲
何?
あなた

校長先生の話が長かったこと。

美咲
えー、桜の話からそっちに飛ぶー?
あなた

キレイな桜眺めたあとに校長先生の長話はキツかった。

美咲
でも、確かに。
気分がイマイチになっちゃったかも。
あなた

だろ?

美咲
この話すると桜のイメージが……
あなた

確かに。

美咲
校長先生ごめんなさい。
あなた

美咲
ふふっ。
こうして今日も話しながら教室に入って行った。
❀それから1週間後❀
入学式から1週間が経った。
僕と美咲はもう毎朝桜の木の下で待ち合わせをしてるかのように
毎朝会って教室に向かった。
美咲は授業中はすごく真剣に先生の話を聞いてノートをとっていた。
でも、休み時間はみんなが美咲を囲って話す。
沙奈は美人だし、会話してても楽しいからみんなが寄ってくる。
そんな毎日を繰り返してたある日の朝。
あなた

まだ、桜散ってないね。

美咲
ホントだね。
5月過ぎてもこんなに咲いてるのかな?
あなた

どうだろう。

きおり
おっはよー!!
沙奈ちゃん!松永。
あなた

おっ、おはよう。
宮ケ谷(みやかた)さん。

美咲
おはよう。
きおりちゃんだよね?
きおり
そう!沙奈ちゃん覚えてくれてたんだ!!
いつもみんなに囲まれてるから、私のこと気付いてないのかと思ってた。

松永も覚えてくれててありがと。
あなた

何で僕は棒読み…

美咲
ふふっ、覚えてるよー。 
いつも、話に入ってきてくれてたから。
嬉しかったよ‼
きおり
この子は…(涙)
ホントに天使!!
美咲
天使だなんて………
大袈裟だよ。
きおり
大袈裟じゃない!
あっ!そういえば、祷…
あなた

佐野君のこと?

きおり
そうそう。
あっ、いたー!!!
祷ーーー!!!!!!
あっ、いた。
きおり
どこに行こうとしてたの?
だって、きおり走ってどっか行ったから。  
教室に行こうかと。
あなた

佐野君……

きおり
それはごめん……
美咲
きおりちゃん?
佐野君って同じクラスの?
きおり
そう!
佐野 祷。
私の幼馴染だよ!
美咲
そうなんだ!
よろしくね、佐野君。
おう。
きおり
ねえ、これから私達もここに毎朝来ていい?
私達ってまさか……
きおり
そのまさか!
祷も一緒だよ!
これから4人!毎朝ここに集合!
まぁ、いっか。
朝は暇だし。
あなた

いいね!

美咲
いいね!
美咲
あっ、かぶったね(笑)
きおり
あはは、これからよろしくね!!
美咲
よろしくね!
僕は、少し残念な気持ちもあった。
美咲と2人きりの時間がなくなってしまうから。
それと同時に嬉しかった。
友達が増えて。
僕はこの時はまだ知らなかったけど、
この4人組が本当にかけがえのないもの存在になるなんて。
そして、
僕達4人が出会ったのは桜の木の下。
これが、本当の運命と奇跡だったのかもしれない。
ꕤ続くꕤ

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❁如月 沙奈❁
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