第29話

潜入捜査
1,358
2020/05/07 13:19
涼太
ねぇ、これ動きにくいんだけど
大樹
この格好暑っつい
亜嵐
あ〜、もう!文句ばっか言わないでよ!
壱馬
遅れてすいません
北人
すみません
亜嵐
おう、どうした
壱馬
ちょっと仕事があって
涼太
お疲れ様
亜嵐
じゃあ、とりあえず資料調べてきてね
涼太
それだけ?
亜嵐
うん、作戦とか立てても相手警察だし無駄じゃない?
大樹
まぁ、無駄っすね
亜嵐
てことで、行ってらっしゃーい
なるべく早めに帰ってきてね〜
涼太
はいはい、じゃあ
大樹
行ってきます!


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涼太
ここか、
大樹
ほんとに大丈夫なんすか
涼太
まぁ、行けるでしょ
ほら、突っ立ってないで行くよ
大樹
はーい



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大樹
うわっ、警察しかいないじゃん
涼太
そりゃそうだよ笑
ここだね
大樹
資料めっちゃあるし
え、もしかして
涼太
全部片っ端から見てくよ
大樹
やっぱり、、まじか






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大樹
ありましたよっ、、って涼太くんいないし
涼太くーん、どこですかー
涼太
しー、、大きい声出すな
大樹
すいませんでしたー
で、なんかありました?
涼太
うん、、まぁ少しね
大樹
え、じゃあ帰りましょ
変なことに巻き込まれる前に
涼太
いや、ちょっと待って
大樹
えー、それ待たなきゃダメですか〜
涼太
待ちたくなかったら1人で帰ればいいじゃん
大樹
え〜、
涼太
、、、、よし、帰ろうか
大樹
はい!帰りましょー
涼太
なんか、騒がしくない?
大樹
事件でも起きたんじゃないっすか


「君たち、新しい人達かね」
涼太
はい、今日から
大樹
ほら〜巻き込まれちゃったよ〜((ボソッ…

「なんか、言ったかね」
大樹
いえ、何も

「今、事件が起きてね。現場に行ってくれないか」
涼太
私達なんかが行っていいんですか?

「ぜひ、お願いしたい」
涼太
分かりました、

「よろしく頼むよ」
涼太
はい、
大樹
え、ちょ。失礼しました

「新入り、、ね、」




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涼太
ここか、
大樹
相変わらず、人がいっぱいいますねー
警察もこりゃ大変だ

「見たことない顔だな。新入りか」
涼太
はい、

「新入りは役に立たない。邪魔だ、端っこで見てろ」
涼太
分かりました
大樹
何あの人、すんごいウザイんですけど
涼太
これ、帰るの遅くなりそうだな
大樹
えー、早く帰りたかったのに〜
涼太
しょうがない、
大樹
あっ!
涼太
どうしたの?
大樹
あの人、今回依頼された人だ
涼太
え、?
大樹
今日、朝から依頼があって依頼してきた人はこの人の彼女で、浮気の疑いがあるから浮気してたら殺してちょうだいって。
俺は、仕事あるから黎弥と勇征に頼んだんだけど
涼太
でも、彼女が通報したらしいじゃん
大樹
そうなの?
涼太
うん、殺し屋に頼んだって事まで話してるよ
大樹
え、なんで分かるの?
涼太
だって、真後ろで話してるよ
大樹
えっ?ほんとだ
涼太
FANTAに頼んだ事まで言ってるし
大樹
うわっ、やば
こんなことしてる場合じゃない気が
涼太
よし、逃げよう
大樹
え、どうやって
涼太
先輩、

「なんだ、お前らの先輩になった覚えはないが」
涼太
周り、聞き込みいってきます

「新入りのくせに自分からとは生意気だな
まぁ、ここにいても邪魔なだけだから行ってきて」
涼太
はい、行こう
大樹
え、あ、はい
涼太
はい、逃げれた〜
大樹
でも、戻ってこなかったら不審に思われない?
涼太
大丈夫だよ
どうせバレてる
大樹
え、えっ?ん?は?
涼太
警察は俺らのチームを潰そうとしてるんだから顔見ればすぐ分かるでしょ
大樹
それ、やばくない?
涼太
うん。やばいよ
大樹
いやいや、なんでそんな平然としてられんの
涼太
今は、そっちより亜嵐くんの説教の方が怖い
大樹
あっ、忘れてたー












案の定、帰ってから長い長い説教を受けましたとさ
亜嵐
今、何時だと思ってるんだー!
遅すぎる!

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