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第1話

走れ土下座!
桜庭早矢加
やべっ。今日寝坊した…!
私は髪をたなびかせて走る。


今日はいつもより30分も遅く起きてしまった。




学校は遅れたくない。






私は本気で走る。走りには自信があるのだ。
桜庭早矢加
あ、学校見えてきた…!
そう思ったところで、不吉な音。



キーンコーンカーンコーン
桜庭早矢加
…くそッ!
落ち着け私。まだ大丈夫。あれは予鈴だ。まだ間に合う。





そう自分に言い聞かせ、学校の門をくぐる。






腕時計に目をやると、次のチャイムが鳴るまであと1分。





私の教室は4階だから、だいぶまずい。







でも、私はこんな言葉を知っている。





桜庭早矢加
火事場の馬鹿力ぁぁぁ!
いつもは出ない力が体を駆け巡る。


違う血が流れているみたいだ。



全速力で階段を駆け上る。
2階までいったところで、チャイムが鳴り出した。
このままじゃ間に合わない。










必死で走ったが、4階に着く頃にはチャイムが鳴り終わっていた。
桜庭早矢加
あー!遅れたぁぁ!
それでも必死に走る。遅れる時間は最小限にしたい。



教室につき、開いたままだった前方のドアから教室に入る。
桜庭早矢加
すみません!遅れ…
その時、事件は起こった。


前の席の子が何気なく放り出していた足。普段なら何もないが、私は高速で走っていたから止まれずに、盛大につまずいた。
桜庭早矢加
っうわ!
地面に向かって崩れ落ちる時、手を地面につく。


同時に両足の膝を地面につけてしまった。














私は土下座をしているみたいになっていた。





謝らなきゃいけない、と思っていたが、土下座までするつもりはなかった。



でも、ついでにだ。
桜庭早矢加
遅れました!すみません先生!
頭を地面に擦り付けて謝る。





大爆笑に包まれる教室。









みんなが笑っている中、ある3人のクラスメイトが彼女を真剣に見つめていた。
























伝説は、ここから始まる。

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桜海鏡麻
桜海鏡麻
文芸部員は語彙力を投げ捨てました コメディしか書けない症候群 真っ向からのオタク、はやみねかおる、A3!、ヒプマイ、オンエア、ボカロetc... いろんなもの好きです、俳優さんとかも。 ボカロは最近はかいりきベアさんを狂ったように聞いてます 超仲良い同じ小説仲間→さくらもち いつも真子たちの話を応援してくれて嬉しい!趣味もめっちゃ合うことが判明したよね!ガチで運命💕これからもよろしくね!私はもう語彙力に関しては公言してしまってるわ笑笑 あとさ、今回のコナンの映画!もう私怪盗キッドの虜だからもっとどハマりするかも😅 京極さんカッコイイよね!守られる園子羨ましい(*´∀`*) さくらの書き方すっごい素敵だし、みんなもぜひ「君と私のバトンパス」読もう!ほかの作品もいいぞー! Twitter→kandawater 私(ゴリラ)ともっと話したいよ!っていう猛者はお声かけください。話しに行きます(いない気がするのに声掛けを促す私の精神を褒めて欲しい←おい)