プリ小説

第21話

前日の土下座(後編)
今まで2人でミーティングは何回もやってきた。
近くのカフェであーでもないこーでもないって予定を決めたり色々。
一応私が部長だけど、スライディング土下座部は私と玲二先輩、2人で部長という感じなのだ。




湖東玲二
明日の予定だが、朝は9時に集合だよな?
桜庭早矢加
はい。時間厳守なので8:30には着くようにしてもらいます
湖東玲二
あぁ。確かにそれがいいな
いつものように話を進める。
桜庭早矢加
じゃあ、確認事項はそれくらいですかね
湖東玲二
じゃあ、解散で
そう言って玲二先輩が椅子から立ち上がる。

私は先輩の服の裾を引っ張ってそれを止めた。
桜庭早矢加
あの、聞きたいことがあるんです
私がそう言うと、先輩は座り直してくれた。
湖東玲二
なんだ?聞きたい事って
桜庭早矢加
なんで私は早矢加なんですか?凛花は葉山なのに
なんで私だけ名前呼びなんだろう。私が時々気になっていた事だ。
でも、もしそれだけならきっと聞いてなかった。
聞いたのは、別の理由があるからだ。
湖東玲二
あー、
湖東玲二
お前が桜庭っていうより早矢加っていう感じだったから
湖東玲二
早矢加の方がしっくりきたんだよな
桜庭早矢加
…なんだ。そんな理由か
正直、まだ自分に少しだけ残っていた女心が砕かれた感じだ。
湖東玲二
なんだよ?文句あるのか?
…全く、この先輩はどんだけ鈍感なんだ。
桜庭早矢加
あのですねぇ
桜庭早矢加
普通名前呼びなんかにされたら期待するでしょーがっ!ましてや、自分の好きな人に…
湖東玲二
…え?
慌てて口を抑える。
言わなくていい事まで言ってしまった。
思わず俯いてしまう。
湖東玲二
あーっ。悪かった
先輩が素直に頭を下げる。
湖東玲二
でもな
湖東玲二
それは嬉しいかも
…へ?

びっくりして顔を上げると、玲二先輩は顔を真っ赤にしていた。
湖東玲二
ま、まぁ!そう言うのは明日が終わってからにしようぜ
そう言って先輩は慌てて立ち上がる。
桜庭早矢加
…先輩
桜庭早矢加
好きなのは本当ですから
私は先輩の背中にそう投げかけた。














外をふと見る。



すると、外には祐樹と亜美がいた。
仲よさそうに歩いている。

…いつのまに。

桜庭早矢加
私も頑張ろっと
明日、ついに本番だ。

シェア&お気に入りしよう!

この作品をお気に入りに追加して、更新通知を受け取ろう!

桜海鏡麻
桜海鏡麻
文芸部員は語彙力を投げ捨てました コメディしか書けない症候群 真っ向からのオタク、はやみねかおる、A3!、ヒプマイ、オンエア、ボカロetc... いろんなもの好きです、俳優さんとかも。 ボカロは最近はかいりきベアさんを狂ったように聞いてます 超仲良い同じ小説仲間→さくらもち いつも真子たちの話を応援してくれて嬉しい!趣味もめっちゃ合うことが判明したよね!ガチで運命💕これからもよろしくね!私はもう語彙力に関しては公言してしまってるわ笑笑 あとさ、今回のコナンの映画!もう私怪盗キッドの虜だからもっとどハマりするかも😅 京極さんカッコイイよね!守られる園子羨ましい(*´∀`*) さくらの書き方すっごい素敵だし、みんなもぜひ「君と私のバトンパス」読もう!ほかの作品もいいぞー! Twitter→kandawater 私(ゴリラ)ともっと話したいよ!っていう猛者はお声かけください。話しに行きます(いない気がするのに声掛けを促す私の精神を褒めて欲しい←おい)