俺には絶対に守ってやりたい幼馴染「うた」がいる。
俺は恋愛とかそういうことはあんまり分からないけど、うたを守れるなら、俺は、どうなってもいいって、思ってる。
今日の朝も…学校に向かっていると…
何を考えてるか分からないがフラフラして、うたが歩いていた。
危なっかしくて、見ていると。
車が歩道スレスレで走ってきた。
良かった。守れて。
すると、いつもの男子達がからかってきた。
イチャついてるとか、結婚せろとか。
マジで意味わかんねぇ。
ただ、男が女を守っただけじゃん。
うたも、放っておけばいいのに。
早く大人になりたい。
それで、うたを守れるようになりたい。
そう思ってると、学校に着いた
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。