あれからは、楽しい日々を過ごした。
普通に楽しく学園生活を送った。
意外と、今の現状に満足していた
休みの日はユウガと2人で散歩に行くのが日課になった
もうすぐで、冬だ。
こんな会話が楽しくて。
言いたくなった。
私らしくない言葉を、
ガラガラッ
教室に入る。
モブ華。
意外といい人。
いつもの日常。
だけど、ユウガは何を望んでいるのか。
私が復讐をする事?
私は走った。
図書館に向かう。
あの本を手に取り、ページをめくる。
最後、悪魔について書いてあった。
悪魔、
"復讐心がない主と共にいると一生人間に生まれ変わることができない"
私は、あの教室で、、。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!