「今日は火曜日かぁー」
ふっとそんなことをシルクさんが呟いた。
「今日はンダホだけどあいつなにするんだろ笑」
今日はンダホさんなのかぁ…
「まぁ、いいやつだからさ」
そう言ってクシャって笑うとこ少し好き…とか。
ピ-ンポ-ン
そう思った矢先にチャイムが鳴った。
「あ、ンダホじゃね?俺帰るわ!」
「え、あぁ、ありがとうございました」
「おう、また来週な!」
そう言ってンダホさんになにか耳うちすると出ていった
「今日は俺だよー!」
元気よくそう言って入ってきた
「性処理ペットってゆっても俺は性欲より食欲の方が勝つからなぁ笑」
え、かわいい
「食欲大事ですよ!」
「お!やっぱそー思う?」
ンダホさんとは話しが合いそう。
「俺はね、あなたちゃんが俺のことを好きって言ってくれたら性的なことしよっかなって思ってるの。」
シルクさんと似たようなこと言うなぁ
「やっぱ、いきなりペットって言っても俺もどーしていいかわかんないし笑」
やっぱかわいい!
「だから、それまでは俺と楽しく話そうよ。たまに美味しいもの食べたりさ!」
「…はい!!!」
嬉しい…
ンダホさんとお話出来て美味しいもの迄食べれて…
幸せです。
それからンダホさんとお腹が痛くなるくらいメンバーの話を聞かせてもらった。
誰が好きとか分かんないけどンダホさんとはいい友達になれそう。
泊まって貰いたかったけど今日は用事があるみたいなので諦めた。
「ちなみに明日はマサイだよ!」
そう言い残して帰っていった。
「マサイさん…かぁ」
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。