プリ小説

第4話

🦇
声だけで他者を凍りつかせるその声


恐怖のあまりうまく呼吸ができなくて息苦しい。
だんだん近づいてくるのが分かる。


冷たい吐息が首筋にかかり、体温の感じることのない手が肩に置かれる。
???
いい匂いだ…
もう逃げられない
???
お前、まだ子供か…?
突然のことだった。


ソレが私に対して口を開いたのは…


でも、恐怖で口さえ開かない。
???
答えろ
あなた

あ…

ソレは私の震えを感じ取ったのか、少し離れた
あなた

まだ…子供…です

???
そうか…
???
子供の血はまだ熟してないから俺らは頂かない。それに、お前はまだ早い…
あなた

え…

ソレは再度私に近づくと、耳元で囁く。
???
早く家に戻るんだ。
ここには化け物がたくさんいるぞ。
そうしてソレは光のない目で私を一瞬見ると、闇の中に溶けていった。
圧倒、恐怖…


それに相応しい眼で。


漆黒の瞳で。

















でもその目に、ソレに抱いてしまったんだ…



淡い恋心を…

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