プリ小説

第15話

🦇
最期に私が訪れるところ…


それは遊園地。


両親のいない私にとっては初体験の地だ。
あなた

ねぇ!良樹!!
あれ乗ろうよ!!!

すごい待ち時間のジェットコースター。


笑い声の響くメリーゴーランド。


可愛いキャラクター。
あなた

あぁ、楽しいなぁ…

まるで夢のような時間に涙が溢れる。


ここにジャックがいればもっと良かったのに…











楽しい時間は儚く消え去る。


別れの時間は刻一刻と近づいてくる。
良樹
なぁ、お前なんかあった?
帰り道、ずっと静かでいた良樹が口を開いた。
あなた

え…?なんで?

良樹
お前がどっか行きたいって言うときは必ず何かあるから…
あなた

そんなこと…

良樹
俺はお前のことずっとみてたよ…
良樹の口から出る彼の本音
あなた

それって…

良樹
伝えるつもりはなかったんだ。
でも、なんか今伝えないといけない気がして…
あぁ、彼はうっすら感づいてはいるんだ…


私がいなくなることに
あなた

良樹…
ほんとにありがとう。
私なんか好きになってくれて。

良樹は誰よりも側にいる人。
誰よりも理解してくれる人。
あなた

いつも私のこと気にかけてくれて。
嬉しかったよ…

多分…私の初恋だった人。
あなた

でも、気持ちには応えられない…
ごめんなさい。

こんなに思いやりのあってやさしい良樹。


そんなあなたを切り捨てるなんて撥が当たるかもしれない。


あなたといた方が幸せなのかもしれない。
あなた

私ね…遠いところに行くの。

でも、出会ってしまったんだ…


彼は一瞬で私の心を全て奪った。
あなた

だから、今日でさよならなの…

私は彼と一緒にいることを決めたから…
良樹
そうだったんだ…
だからそんなに元気が無かったんだね
あなた

…うん…

良樹
あなたが遠くにいくのはさみしい。
けど、いつでも帰って来いよ!
だって…安心するだろ!
良樹…


ほんとにありがとう…


あなたに出会えて良かった。
あなた

もちろん…!

さようなら…良樹…













そして私はジャックの元へと帰る。

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