プリ小説

第19話

🦇
2年前、ジャックの腕の中で大人になった私は半年間眠り続けた。


私が目覚めた時、ジャックは初めて涙を見せた。


その時、既に私の体には異変が起きていた。


ジャックの血が体内に入ったことで、私は吸血鬼として蘇ったこと。


そして…


お腹に子供がいたこと…
ジャック
あなた…
この子を産んでくれるか?
それは、ジャックが私に初めてお願いしたことだった。


私も産みたかったし、もちろん産むことを決意した。
あなた

性別…どっちかな?

外に出ることができなくても、食べ物が食べれなくても…


ジャックやこの子がいれば幸せだと感じた。









そして、今に至る。


ジャックと私の子は男の子でランと名付けた。


ランは今ではもう1歳。


ようやく人の血を舐めるまでになった。
あなた

ラン、今からママとパパが血を持ってくるからいい子に待っててね

ランを寝かしつけ、今日も夜の闇へと飛び立つ。


ジャックと出会った闇へ…
ジャック
餌だ…
ジャックが指した先はいつかの私のように、夜に怯えながら出歩く少女。
あなた

まだ幼いから見逃そうよ

私たちは2人並んで、また夜空を飛び巡る。


新しい生き血を探しながら…

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