プリ小説
一覧へ

第1話

4月。

入学式。

わたしは、何組になったのかな。

1組から順に名前をおっていく。



2組の、ある男子の名前で
ふっと、胸が高鳴った。

何故だろう。

どこにでもあるような平凡な名前。

た、む、ら、こ、う、す、け。


なぜだろ。

なんだか、気になる。
入学式、一人一人が名前をよばれ、

返事をして立ち上がる。

2組のたむらこーすけが

呼ばれる瞬間を

心待ちにしている自分がいた。

なぜか、ひっかかる。

なぜだろう。


田村 宏介


名前が呼ばれたが、


返事はない。


かわりに、担任であろう男教師の声が響く。

『欠席です。』

そうだ。

きっと、あのとき、

わたしはもう、

何かを予感していた。

シェア&お気に入りしよう!

この作品をお気に入りに追加して、更新通知を受け取ろう!

尾崎ちょこれーと
尾崎ちょこれーと
よろしくお願いします
恋愛の作品もっと見る
プリ小説公式作品を読もう!