第6話

2つ目の怪異 【くねくね】 上
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2018/01/08 07:53
私たちは、大広間に来ていた。
そこには、奇跡的に3-1全員集合していたのだ。
緋彩
緋彩
あっ!あなた
よかった…生きてたんだ…
楓葉
楓葉
…あれ??
亜理紗は??ここには、いないの??
杏葉
杏葉
私たちは、元からここにいたが…亜理紗は来てないぞ。
そっちには、いなかったのか??
…やはり、いうべきなのか…。
私が口を開こうとした瞬間…
璃久
璃久
俺、見たよ。
亜理紗が手の怪物に握りつぶされてるところ。
おそらく、もう…
楓葉
楓葉
…ううぅ…ぁ…
あなた

大丈夫だよ…楓葉…。
あとから、助け出せるから…っ

私は、楓葉を抱く。
今は、そっとしといた方がいいだろう。
楓葉は、私の服をぎゅっと握り、大声で泣き出した。
杏葉
杏葉
なぁ、お前ら【くねくね】って知ってるか??
あなた

うん、知ってる。
あの、白いくねくねしてる怪異だろ。

凛
もしかして…次の怪異は、【くねくね】なのかもな。
快斗
快斗
ちょ、怖いこと言うなよ…。
あなた

もし、【くねくね】が現れたら逃げるんだよ。
見てしまったら、狂ってしまう。だけどね、【くねくね】が来る時は、いつも足音がきこえてくるんだ。足音が聞こえたら、逃げろ、いいな。見失うまで追っかけてくるんだ。なるべく、団体行動を取ろう。そしたら、【くねくね】と私たちの区別がつくはずだ。

喜一
喜一
へぇ、あなたってそんなこと知ってんだな。
私だって、なんで知っているのか分からない…



ヒタ…ヒタ…ヒタ…
緋彩
緋彩
ひぃっ…
足音…っっ
NOAH(ノア)
NOAH(ノア)
みなさん、見ちゃダメです!!
はやく、早く逃げましょう!!
私たちは、逃げ出した。
できるだけ遠くに…【くねくね】が見失う場所に…っ
白亜
白亜
あはっ!
面白いねぇ、それにしてもいい声出すなぁ~
奏
ほんとほんと。
苦しんでる声…じゃないけど…怯えてる声…。
興奮するわぁ~
詩織
詩織
そんなこと言ってる場合なの??
はぁ…っ はぁ…っ
凛
おーいっ、渚ぁ~ 
置いてくぞー
渚
お、おい!凛っ!!
ま、まてよっ!!
響輝
響輝
凛…はっや…っ!!
なんであそこまで走れんだよ…っ
Lua(ルア)
Lua(ルア)
凛 かっこいい。
まじ、かっこよ過ぎだろ…まじ、惚れるわ~

…だろ(ニヤア
響輝
響輝
なぁぁぁぁぁぁ!?!?
…何故か賑やかだ…。
まぁ、その方がいいのかもな…。
…亜理紗…絶対に助け出すからな…待ってろよ…



※主からのコメント
はい!2つ目の怪異始まりましたぁ~✨
えーっと今回は、赤司 杏葉(アカシ アズハ)さんと、雑談をしたいと思いますぜ!呼んでみましょう~
あーかーしー あーずーは さーん!!
杏葉
杏葉
そんな叫ばなくても聞こえてる!
んで、要件はなんだ!バカ主!
バカって言った方が馬鹿だしーっ
ばーかばーか!
杏葉
杏葉
…お前は、子どもか!!
はやく、要件を言え、バカ主!
あー、そうでしたね 
実は、今回 私と雑談をしたいと思います~!
杏葉
杏葉
それなら、さっさと言えばいいものの…っ
んで、たしか自己紹介ん時いったよな??
学校の七不思議を聞きたいんだっけな?
んー('ω')
それきいたっけなぁー??
まーきいたでいいっかぁー(棒)
杏葉
杏葉
…(こいつ、ぜってぇホラー系無理だな…)
そーですー
無理なんですー
杏葉
杏葉
心の中覗くな!変態!

はやく、教えるとするか。
まず、一つ目はお馴染みの【トイレの花子さん】だ。
あー、ありますねぇ。
よく、本で読みますよ~!
杏葉
杏葉
ほ、本か??
まぁ、次だ。 2つ目は、【準備室の首吊り死体】だ。
準備室ですか??
へぇ、そーなんだー(棒)
杏葉
杏葉
絶対聞く気ないな??
はぁ…
3つ目は、【パソコン室の地獄へのサイン】だ。
これは、どう言ったやつなのです??
杏葉
杏葉
ほう、興味があるのか。
パソコン室で毎週【金曜日】 パソコンに赤い文字で【37564】って浮かび上がるんだ。
37564…
なんか関係ありそうな数字ですね…
杏葉
杏葉
だろ??
四つ目は、【家庭科室に這い回る血塗れの女の人】だ。
昔、凶器で刺された女の人が刺した人を許せなくて、這いながら追いかけ回したって噂だ。
おー、怖い怖い…
杏葉
杏葉
そんで、5つ目。 
【幻覚を見せるピアノ】
ピアノが鳴り出すと同時に幻覚を見せるそうだ。
でも、見せられるのは1人だけで他は見えないそうだぞ。1人だけ精神的ダメージを与えて自殺に追い込むそうだ。
…zzz_(-ω-`_)⌒)_
杏葉
杏葉
…。
もういい。あなただけに教えてやろう。
あなた

あ、教えてくれるの??

杏葉
杏葉
…嫌なら別にいいが…
あなた

あ、いやいや!全然知りたいよ!
教えて!

杏葉
杏葉
そうか…。
そして、6つ目。
【廊下を駆け回る白いモヤ】だ。
あなた

ん。
なんか、【くねくね】と似てない??

杏葉
杏葉
たしかにな。
私も最初思ったんだが、流石にな…??
あなた

あ、でも、裏3代不思議があるらしいよ。

杏葉
杏葉
ほう、あなた詳しいのな。
知ってるのか?
あなた

うん。一つ目は、【破壊する大きな手】
2つ目は、【夜中に徘徊する食人犬】
3つ目は、【夜中出現 異世界の扉】ってのかな。

杏葉
杏葉
…やっぱ似てんな。
今回のと。
あなた

たしかに…。あ、続き!

杏葉
杏葉
あ、そうだ。忘れるとこだった。
6つ目は、【屋上の亡霊】だ。
それは、昔屋上で死んだやつの亡霊らしい。
体を乗っ取って、飛び降り自殺させるつもりらしい。
あなた

いやぁ、怖いなぁ…やっぱり。




どうでしたか??
では、また次回会いましょう!
ばいばーい!
怪異神と名乗る者
怪異神と名乗る者
…遊びで我を怒らせたやつ…絶対に許さぬぞ。
だが、何故だ。なぜ…あなたがいるのだ。
10年前に…行方不明になったではないか。また戻ってきたというのか…。いや、ならば何故高校生なんだ。10年も経ってあろう。これは、おかしいのう。…あやつに頼もうとするか。

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