第3話

現状
そうして裕貴お兄ちゃんは夢だった声優となり、今では大人気声優となっている。しばらくは実家から通いながら仕事をしていたけど、段々忙しくなっていって都心から少し離れている実家から通うのは難しくなっていき、いつからか裕貴お兄ちゃんは実家を出て都心で一人暮らしを始めた。
あなた

(裕貴お兄ちゃんが一人暮らしを始めてしばらくは私も遊びにいったりしてたけど段々仕事が多くなっていってからはそれも出来なくなって今も全然会えてないな...私が高校生になってケータイを持ち始めてからは連絡してたりしてたけどあんまり繋がらないことが多いし...)

私は今、そんな裕貴お兄ちゃんに少しでも近づけたら...そう思って私も声優を目指し、今は声優の専門学校に通ってるけど...裕貴お兄ちゃんは声優としても手の届かない存在、あんまり会えてないことに変わりはないし...。
女子1
そういえばあなたちゃんって、梶さんとは幼馴染みなんだよね?いいなぁ~。
女子2
やっぱり生で演技指導とか、してくれてるの?
あなた

え?ううん、裕貴お兄ちゃんも仕事が忙しいからあんまり会えてなくて...演技指導とかはあんまりされたことないよ...。

女子1
裕貴お兄ちゃん、って呼んでるんだ!いいなぁ~。年離れてる幼馴染みっていいよね、お兄ちゃんみたいな感じで甘えちゃったりとかさ~。
女子2
それが梶さんとか、本当羨ましいわ!
あなた

(そんなに良いものじゃないよ...今は滅多に連絡がとれなくて、まとまった休みもあまりとれてないみたいで体調が心配だし...それに、そんな「お兄ちゃん」に恋しちゃってる私は辛いよ...きっと恋愛対象には思われてないんだから...。)

私は今、少しでも会えたら...と思って私自身も実家を出て裕貴お兄ちゃんが一人暮らしをしている都心の近くで一人暮らしをしているが、あまり会えていないのが実状である。最近は声優のスキャンダルも撮られたりもするから遊びにはあまり行けないし...。