「気になる人の話ですか?聞きたくない話でもこっそり耳を傾けてイライラして...」
それから少し裕貴お兄ちゃんとやり取りをして、眠ってから私は支度をして「ヤキモチの答え」そして「僕が名前を呼ぶ日」などのもちたの歌、そして「切り裂きカーニバル」「グレイフルデッドマーチ」や「センスオブワンダー」「HELLO」などの裕貴お兄ちゃんの歌を聴きながらバースデーイベントの会場へと向かった。
それはほぼ毎年変わらないことで、こうして移動の間にも裕貴お兄ちゃんともちたの誕生日をお祝いしているのだった。
そうして会場に着き、始まるのを待っていると唐突に裕貴お兄ちゃんからラインが来た。
...と...。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。