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第19話

これから先も...
あなた

はぁ...。

シュウ
シュウ
...は、立てないの?だっさ...。
あなた

シュ、シュウさんが血を吸ったから少し貧血になったんですよ!

シュウ
シュウ
...まあ、丁度いいな。俺もここから動きたくないし...ふぁ...。
あなた

こ、こんなところで寝ようとしないでください!ほら、私もう少ししたら立てますから!行きますよ!

シュウさんは私の血を吸っていた時の体勢のまま、つまり私を引き寄せたままの状態から動こうとしないで寝ようとしていて...私はあわてて止めてなんとか立てそうになったタイミングで立ち上がり、少しよろめきながらもなんとかシュウさんを引っ張ってコンサート会場をあとにした。
あなた

...ぁ...!

シュウ
シュウ
...は、危ない女だな、あまり無理はするなよ。
コンサート会場からの帰り道、途中でまだ貧血気味のためバランスを崩した私を、シュウさんが受け止めてくれた。
あなた

あ...シュウさん、ありがとうございます...!

シュウ
シュウ
は、お前をそうやって貧血にした原因を作った奴によく言えるな。
あなた

...で、でも助けてくれたじゃないですか!

シュウ
シュウ
...は、そうだな、たまにはこうやって逆に俺がお前のことを引っ張ってやるのも悪くない...。
あなた

も、もう...!

私はそうして、少しシュウさんに支えてもらいながら歩き...。
あなた

(ヴァンパイアだから体温は無いはずなのに...暖かい気がする...シュウさん、やっぱり何だかんだ言って優しいよね...。)シュウさん、明日が確か祝賀会ですよね、お屋敷の。

シュウ
シュウ
...ああ、そういえばそうだな。忘れてた...あんたも一緒に呼ばれてるんだっけか?
あなた

もう、忘れないでくださいよ...ええ、私もご主人にメイドとして働くことの返事、しないといけないですからね。

シュウ
シュウ
...ああ、そういえばそうだったな...。返事は決めたのか?
あなた

...ええ、決めました。...あの、シュウさん...。

シュウ
シュウ
...何?
あなた

...これからも、よろしくお願いしますね。

シュウ
シュウ
...何急に、気持ち悪いんだけど...。
あなた

うう、ただこれからもこうして一緒に過ごせたらいいなって思っただけですよ...。(まだヴァンパイアとして生きるか、人間として生きるか決めてないけど...いつか答えを出すから、それまでもその先も...こうして一緒に過ごせたらいいな...。)

シュウ
シュウ
...は、そうだな...まああんたがこの先どうなろうが、俺はあんたを手放すつもりないし、あんたのことを逃がすつもりもないけど?
あなた

...!シュウさん...ふふ、そうですね、私もシュウさんから離れるつもり、ありません...。

...そして翌日。私はシュウさんと共にお屋敷のご主人の祝賀会に行って、メイドとして働くという返事をしてシュウさんと共に出勤し、帰るという生活が始まった。主人が言っていた通りにシュウさんが演奏している間の給仕やパーティーの給仕が主で、ほとんどシュウさんと同じ空間で演奏している姿も見ていられた。ユーマ君も今もたまに家に遊びに来ては、シュウさんと仲良くしていて...たまにはお前らも二人で無神に遊びに来いよ、とも言われていた。
...私がいつ、ヴァンパイアとして生きるかそれとも人間として生きるかの決断を決めるかはまだ分からない...だけど、そう遅くはないと思う。だって私は、最愛のシュウさんと何があっても離れないって、心に決めたからー...。
END