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第13話

シュウの想い
そうして年越しパーティが始まり少したってシュウは壇上に上がり、演奏が始まった。
あなた

(やっぱりシュウさんの演奏、好きだなぁ...。)

あなたはシュウの演奏を鑑賞し、演奏が終わると少しだけメイドの仕事をすることになった。
シュウ
シュウ
...。
あなた

(あ、シュウさん...広間出ていくみたい。庭に行くのかな?今一人にさせちゃってるし、悪いな...。もう少しでカウントダウン始まるし、それ終わったらあとはいいみたいだから...それ終わったらシュウさんの所に行こ...。)

あなたは広間を出ていくシュウを見つけた。そしてカウントダウンが始まり...。
屋敷の主人
皆様、明けましておめでとうございます。
パーティに来ていた者達
おめでとう~!!
あなた

(あ、カウントダウン終わった...年が明けたんだ...。)

年が明け、あなたも広間を出て屋敷の庭へ出た。すると、案の定シュウは庭に寝そべっていた。
あなた

シュウさん、やっぱり庭にいたんですね。一人にさせてしまってすみません...。

シュウ
シュウ
...ん?ああ、あんたか...。メイドの仕事やらは終わったのか?
あなた

はい!...シュウさん、年が明けたみたいですよ。明けましておめでとうございます、今年もよろしくお願いします。

シュウ
シュウ
...だから言っただろ、俺は永遠の時を生きるヴァンパイアだ。年を越すも越さないも、関係ない。
あなた

ふふ、そうですね。でも、挨拶だけはしたくって。

シュウ
シュウ
...あっそ。勝手にすれば。
あなた

ふふ、はい。

あなたはシュウの隣に腰かけた。
シュウ
シュウ
...おい、あんた。
あなた

...はい?

シュウ
シュウ
...あんた、この前からなんか変なこと考えてるんじゃないの?
あなた

え?変なこと...?

シュウ
シュウ
ああ...例えば...ヴァンパイアである俺と人間である私とでは生きれる時間が違うからどうすればいいか...とか?
あなた

え...シュウさん、どうしてそれを...。

シュウ
シュウ
...あんたの顔見てれば分かる。
あなた

(そ、そんなに私って分かりやすい顔してるのかな...。)

シュウ
シュウ
で?どうせ自分もヴァンパイアとして生きた方がいいのかとか、このまま人間として俺と一緒に最期まで生きた方がいいのかとか考えてたんだろ?答えは出たのか?
あなた

え...それは...。

シュウ
シュウ
...あんたをヴァンパイアにすること自体は簡単だ...。俺に血を吸わせ続けてもそのうちにヴァンパイアとして覚醒するんだろうが...もっと手っ取り早い方法もある。このヴァンパイアである俺の血を使えば...な...。どうする?あんたがいいって言うんならすぐになれるんだけど?
あなた

シュウさん...。

シュウは真っ直ぐにあなたの目を見ながら言った。
あなた

...確かにこの数日、私はずっと考えてました...。ヴァンパイアになってシュウさんと永遠に一緒にいるか...人間として限られた時間、シュウさんと一緒に過ごすか...。でも...まだ答えは出ません...。でも、いつか必ず答えは出します。それに...シュウさんに吸われ続けたことで、いつかヴァンパイアとして覚醒するのなら...それでもいいって思ってます...。

シュウ
シュウ
...あっそ。まあ、あんたらしいかもな。俺は別に、あんたが...あなたがヴァンパイアとして生きることを選ぼうが、人間のまま生を全うする方を選ぼうがどっちでもいい...。
あなた

え...?

シュウ
シュウ
...あんたがもし、人間のまま生を全うしたとしても...俺は変わらない。ただ...あんたを想いつづけていくだけだ...。...それに、一人で生きていくのは面倒だからな、あんたがこの世界から消える時が来たら...俺はあんたの所に行く。あんたがヴァンパイアになったとしても、俺は変わらない...。
あなた

シュウ、さん...。

シュウ
シュウ
...だから、あんたがヴァンパイアと人間、どっちを選んでも構わないが...これだけは約束しろ、俺の傍から離れるな、どっちにしても最期まで...俺と一緒にいろ...。
あなた

シュウさん...はい...。

あなた

(シュウさん...そんな風に考えてくれてたんだ...。なんだか...嬉しい...。)