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第14話

新年の...
シュウ
シュウ
おい、あんた...もっとこっち来なよ...。
あなた

え...?あ...。

シュウはそう言うと少し体を起こし、あなたを抱き寄せて引っ張り、自分の前に座らせた。
あなた

シュ、シュウさん...?一体何を...。

あなた

(シュウさんが目の前にいる...なんか恥ずかしい...。)

シュウ
シュウ
...年、明けたんだろう?だからせっかくだし、新年「吸い初め」でもしようかと思ってな...。
あなた

な、なんですかそれ...!?(新年始まってすぐに吸われるなんて...!しかもまた外...!?)

シュウ
シュウ
それに、あんたはいつか俺と同じヴァンパイアになるかもしれないんだろ?だったら今のうちに俺が吸ってるところ見て吸い方でも覚えたら?まあ、もしそうなってもあんたには俺の血しか吸わせないけど...。
あなた

そ、そんな...!(見て覚えるなんて無理だよ、それになるかどうかもなったとしてもいつになるか分からないのに...。)

あなた

い、家帰ってからに...ああ!?

シュウ
シュウ
どうせ他の貴族の奴らはパーティに夢中でここには来ない...。
シュウはそう言うとあなたと体勢を逆にして、あなたを押し倒すと...。
シュウ
シュウ
...ん...ん...。
あなた

あ...!あ...。(嘘...本当に吸ってる...。クリスマスの時も外だったのに、また外なんて...年明け早々に吸われてるし...。でも、さっきシュウさんの気持ちを聞けたから...これでいいのかな...。)

シュウ
シュウ
...何普通に感じちゃってんの?顔が赤い...だからちゃんと吸い方見てろよって言ったのに...。は、それともやっぱりこうやって人に見られるかもしれないスリルを味わうのが好きなんだな?本当、とんだ淫乱女だよな...。
あなた

そ、そんな...違...あ...。

シュウ
シュウ
...んっ、...ん!
そうしてしばらくあなたはシュウに吸血され...しばらくあなたは貧血気味となったため庭で横になり、そうして何時間かたったあとであなたはシュウがつけた噛み跡に屋敷の主人やパーティに来ていた者達が気づかないか気にしながらパーティ会場へと戻ると、お開きとなり始めているところだった。
屋敷の主人
あれ、君達今までどこ行ってたんだい。この広間にはいないみたいだったけど...。
あなた

あ...す、すみません...。少し外の空気を吸っていて...。

シュウ
シュウ
...庭にいた。
屋敷の主人
ふふ、そうかい。まあ、やっぱり年越しや年明けは二人きりで過ごしたいものだよね!
あなた

(うぅ...なんか主人さんにやにやしてる...主人さんが考えてるほどロマンチックじゃないし...血、吸われてただけ...。)

屋敷の主人
...ああ、そうだ。シュウ君、今日も演奏ありがとう。パーティはこれでお開きだ。それで今日からしばらく、君には正月休みを与える。何日か後に新年の祝賀会をやるからその時にまた演奏を頼むけど、それまではゆっくり休んでいなさい。
シュウ
シュウ
...分かった。
屋敷の主人
ああ、祝賀会の時にはまた君も来てくれないか、あなたちゃん。メイドの仕事の返事も聞きたいんだけど大丈夫かい?
あなた

大丈夫です!分かりました。

そうして私とシュウさんは屋敷を後にし、家へと戻った。夜が更けていたから、私達はすぐに眠りにつき...。